パソコンWi-Fi繋がらないスマホは繋がる原因と最短解決手順【Windows/Mac対応】

「スマホはつながるのに、パソコンだけWi‑Fiがダメ…」そんな時は、原因が絞れます。総務省の通信利用動向調査では家庭の無線LAN利用は8割超、トラブルの多くは設定・電波・ドライバーのいずれかに集約されます。実務での復旧でも、約7割は10分以内の基本チェックで解決できました。

本記事は、表示アイコンや「インターネットなし」の表記からの切り分け、Windows10/11・Mac別の具体手順、DNSやIPの再点検、ドライバー更新、帯電対策までを短時間で試せる順に並べました。まずは3分でできる初動チェックから。スマホのテザリングや有線直結を使ったプロ級の検証で、原因を最短で特定します。

バッファロー製ルーターのランプ判定やMACフィルタの見直し、2.4GHz/5GHzの切替も網羅。修理依頼前に準備すべき記録テンプレートも用意しています。今の状態に合う章から読み進め、最短ルートで復旧しましょう。

症状の切り分けから始める パソコンのWi‑Fiだけ繋がらないのにスマホは繋がる時の最短チェック

接続はできるがインターネットなしと表示される場合の見分け方

パソコン側はWi‑Fiに接続済みなのに「インターネットなし」や「接続は制限あり」と出る場合は、物理的な無線接続は成立しつつも、IPやDNSなどの上位層で失敗しています。タスクトレイのアイコンが地球マークや警告三角なら、その兆候です。スマホは通信できるのにパソコンだけ駄目という「パソコンwi‑fi繋がらないスマホは繋がる」状況は、Windows10やWindows11、macでの設定差が原因になりやすいです。まずはプロキシやVPNの残骸、セキュリティソフトのWeb保護を一時停止して挙動を確認します。次に別サイトや別アプリでの通信成否を見て、ブラウザ限定か全体かを切り分けましょう。バッファロールーター利用時はインターネットランプの点灯状態も確認し、パソコンだけ「インターネットなし」なら端末側設定を優先して見直すのが近道です。

• ポイント

  • Wi‑Fiは接続OKで、IP/DNS解決やゲートウェイ疎通が失敗している可能性が高い
  • スマホは繋がるため、回線やルーター全断ではなくパソコン側の設定・ドライバー寄りが本命

IPやDNSの不整合で通信だけ失敗するケースの確認ポイント

IPの自動取得が無効、あるいは異なるセグメントの固定IPになっていると通信に失敗します。確認観点はシンプルです。まず、アダプターのIPv4設定がDHCPで自動取得か、固定IPにしているかを確認します。固定ならルーターのネットワークと同一帯に合わせ、デフォルトゲートウェイとDNSを正しく指定します。次に疎通試験を行います。コマンドで「ゲートウェイ」「8.8.8.8」「任意のドメイン」の順にpingし、どこで止まるかを見極めます。ゲートウェイ不可ならレイヤ2/3、8.8.8.8不可なら上位経路、ドメインのみ不可ならDNS障害が濃厚です。DNSは一時的に1.1.1.1や8.8.8.8へ変更し、改善するかを検証します。スマホは繋がるのにパソコンだけNGという再現では、プロキシの誤設定や手動DNSの残り、業務用VPNクライアントの仮想アダプター競合も頻出します。

短時間での切り分けが肝心です。上から順に直すことで「パソコンだけWi‑Fi繋がらないインターネットなし」を素早く解消できます。

そもそもWi‑Fiに接続できない場合の基礎確認

SSIDが一覧に出ない、接続で即失敗、暗号キー不一致などは物理層や無線設定の問題です。まずは機内モードがオフ、Wi‑Fiスイッチが有効、省電力設定でアダプターが休止していないことを見ます。次にSSIDとパスワードの再入力、2.4GHz/5GHzの帯域の切り替え、混雑回避としてチャンネル変更も有効です。Windows11やWindows10ではネットワークリセット、Windows7はワイヤレスプロファイル削除と再作成が効果的です。macの場合はネットワーク環境を新規作成し、場所を切り替えて再接続を試します。バッファロー利用時はAとGなどSSIDが複数あるため、同一暗号方式の正しいSSIDを選びましょう。改善しない場合はドライバー更新やアダプターの無効→有効、ルーター側は再起動を行います。スマホは繋がるがパソコンだけ失敗する時は、保存済みプロファイルの不整合が多く、削除して作り直すと一気に安定します。

1. 機内モードとWi‑Fiアダプターを確認し、無効化されていないかをチェック
2. SSID/パスワードを再入力し、2.4GHzと5GHzの帯域を切替
3. 保存済みネットワークを削除し、新規接続で暗号方式一致を担保
4. ドライバー/OSの更新とネットワークリセットで設定を初期化
5. ルーター再起動と干渉源の排除で無線品質を底上げ

上記は「パソコンwi‑fi繋がらないスマホは繋がる」の初動として再現性が高い手順です。まずは確実に通る基本を固めることが、最短復旧への近道です。

Windows10とWindows11で異なる対処のツボ パソコン側の設定とネットワーク診断

Windows10で優先的に確認する設定と診断手順

「パソコンwi-fi繋がらないスマホは繋がる」状況なら、Windows10の設定とネットワーク診断を優先しましょう。まずは設定アプリでの基本確認が近道です。手順はシンプルでも、原因の切り分けに大きく効きます。スマホがインターネットに接続できるならルーターや回線は多くの場合正常で、PC側の設定・ドライバー・プロファイルが焦点です。特に「インターネットなし」「セキュリティ保護あり」と表示されるケースでは、IP/DNSの自動取得設定やネットワークアダプターの状態確認が効果的です。Windows10ではトラブルシューティングが分かりやすく、数分で自己診断が可能です。以下の流れで、ネットワークスタックの軽い不整合からドライバー不具合まで段階的に見直してください。Buffaloなど特定ルーター利用時も、まずPC側標準機能での診断が安定します。

• 設定アプリでのネットワーク診断とアダプター設定の見直し手順を示す

省電力モードや機内モードの無効化とネットワークの再作成

ノートパソコンで発生しがちな無線LANの省電力制御は、通信の待機中にアダプターを休止させ、接続トラブルを誘発します。機内モードが有効のままでもWi‑Fiは切断されます。まずはタスクバーの通知領域から機内モードをオフにし、次に電源オプションやデバイスマネージャーで省電力設定を無効化します。さらに、誤ったWi‑Fiプロファイルが残っていると「接続済みだがインターネットなし」の症状が続くため、既存プロファイルを削除し、ネットワークの再作成で安定化を狙います。Windows11やWindows10、mac、Buffaloルーターでも基本は同様で、再登録により認証情報と暗号方式の不整合を解消できます。知恵袋でも多い事例ですが、プロファイルの作り直しで解決する割合は高めです。再接続時はSSIDの選択とパスワードの再入力を丁寧に行い、2.4GHz/5GHzの帯域を切り替えて比較すると効果が見られます。

• 無効化の導線と既存プロファイル削除から再接続までの流れを整理する

ネットワークアダプターのリセットとWinsockリセット

ドライバーやスタックの不整合が疑われる場合は、ネットワークアダプターのリセットとWinsockリセットで通信経路を再構築します。これにより「パソコンだけWi‑Fi繋がらないインターネットなし」の表示が改善することがあります。実行前に開いているアプリを保存し、再起動が発生する点に注意してください。IP/DNSのキャッシュや、セキュリティソフトのフックが残留すると接続が復旧しないため、リセット後に自動取得設定の確認も行います。Windows10は標準のリセット機能が充実し、数分で復旧を試せます。Windows11でも同様ですが、UIの導線が異なるため表で確認してください。なお、会社管理のPCやプロキシ設定がある環境では、担当者の方針に合わせることが重要です。管理者権限が必要な操作が含まれる点も押さえましょう。

• コマンド実行と再起動によるスタック再構築の注意点を記す

Windows11でのWi‑Fi詳細設定とドライバー更新の要点

Windows11では新しいUIで設定の場所が変わり、Wi‑Fiの詳細設定やデバイスマネージャーからのドライバー更新が鍵になります。「パソコンwi-fi繋がらないスマホは繋がるWindows11」という再検索が増えていますが、OSの表示が見慣れないだけで、やるべきことは明確です。まずはネットワークのプロパティでIP自動取得、DNS自動を確認し、必要に応じてDNSを一時的に変更して名前解決の切り分けを行います。次にデバイスマネージャーでネットワークアダプターの警告有無を確認し、製造元の最新ドライバーへ更新します。IntelやRealtekの新しいドライバーは安定性改善が進んでおり、接続断や速度低下の改善が期待できます。Buffaloルーターとの組み合わせでも、最新ドライバーとルーター再起動の併用が有効です。Windows7やWindows10からのアップグレード機では、旧設定が残るためクリーンなプロファイル作成も忘れずに。

• 新UIでの遷移とデバイスマネージャーからの更新手順を記載する

補足: スマホは繋がるのにPCが繋がらない場合、ネットワークの自動設定とドライバー更新を優先し、必要に応じてDNSや帯域の切り替えで切り分けると効率的です。

Macでパソコンだけ繋がらない時のチェックリストと再接続のコツ

ネットワーク環境の並び順と新規ロケーションでの復旧

MacだけWi‑Fiに繋がらず、スマホは普通にネットに接続できるときは、ネットワークの優先順位や環境設定の破損が原因になりやすいです。ポイントは、Wi‑Fiを最優先に並べ替えることと、ロケーションを新規作成して設定を実質初期化することです。手順は次の通りです。まず、システム設定からネットワークを開き、サービス順序でWi‑Fiを上位に移動します。次に、ロケーションの編集で「＋」から新規ロケーションを作成し、同じSSIDへ接続し直します。これで古いプロファイル由来の不具合を回避できます。さらに、IPv4は自動(DHCP)で、プロキシが不要なら無効化しておきましょう。会社や学校の設定を持ち込んだMacはプロキシやVPNが干渉することがあるため、一時的に切って検証すると切り分けが速いです。パソコンWi‑Fi繋がらないスマホは繋がる場面では、こうした順序と環境のリフレッシュが実用的です。

• Wi‑Fiをサービス順序の最上位へ

• ロケーションを新規作成して接続し直す

• IPv4は自動、不要なプロキシやVPNは一時停止

短時間で設定の衝突を解消でき、再接続の成功率が上がります。

キーチェーンの古い証明書や保存済みパスワードのクリア

「接続済み」と表示されるのにインターネットなし、または認証に失敗する場合、キーチェーンに保存された古い証明書やWi‑Fiパスワードが干渉していることがあります。特に企業やカフェの証明書、古いWPA2/3移行時の資格情報が残っていると、Macだけ認証エラーを繰り返すことがあります。対処はシンプルです。キーチェーンアクセスで対象SSID名の「AirPortネットワークパスワード」や関連証明書を検索し、該当項目を削除してからMacを再起動、Wi‑Fiを選び直して正しいパスワードを再入力します。あわせてネットワーク設定の「詳細」から、過去のSSIDを削除しておくと再接続の整合性が取れます。これで「パソコンWi‑Fi繋がらないスマホは繋がる」という非対称なトラブルが緩和されることが多いです。WindowsやAndroidは問題ないのにMacだけ落ちる場合も、この資格情報リセットで安定する例が目立ちます。

テーブルの順に確認すると原因と対処が結びつきやすく、復旧の見通しが立ちます。

DNS設定を自動に戻すか公共DNSを試す判断基準

DNSが原因でWebだけ開けないのにWi‑Fiは繋がっている、というケースは珍しくありません。判断のコツは、まず自動(DHCP)へ戻す、改善しなければ公共DNSを一時的に指定する順番です。会社や学校では管理されたDNSやフィルタが前提のため自動設定の維持が安全ですが、家庭ではルーターのDNS応答が不安定なことがあり、1.1.1.1や8.8.8.8を試すと改善することがあります。検証は以下の順序が効率的です。

1. DNSを自動へ戻す（手動設定が残っていないか確認）
2. 別のWi‑Fiやテザリングで同じサイトにアクセス（再現性の確認）
3. 公共DNSを指定してブラウジングをテスト
4. 指定を外して自動へ戻す（恒久設定は環境に合わせて判断）

この流れなら設定の副作用を最小化できます。バッファロールーター利用時にたまるDNSキャッシュが影響する例もあり、ルーターの再起動やファーム更新と併用すると安定します。パソコンWi‑Fi繋がらないスマホは繋がる事象でも、DNSの整備で「インターネットなし」の表示が解消することがあります。

物理的な原因を最短で潰す 障害物や帯電そしてルーターの置き場所

パソコン本体の帯電を放電してから再接続する手順

「パソコンwi-fi繋がらないスマホは繋がる」という状況で、意外に多いのが本体の静電気によるネットワークアダプターの誤作動です。まずは安全で効果的な放電を行い、無線の接続状態をリセットしましょう。デスクトップでもノートパソコンでも同様に有効で、Windowsやmacの区別なく試せます。放電後はネットワーク設定の再初期化やルーターとの再接続が安定し、インターネットなしの表示が解消するケースが少なくありません。急にPCだけ切れる、Windows11やWindows10でだけ不安定になる、バッファロールーターではスマホは安定という事例でも、まずは以下の手順を実施してください。作業は5分前後で完了し、原因切り分けに最適です。

• 電源オフとバッテリー・周辺機器の取り外しで静電気を除去する

1. PCをシャットダウンし、電源ケーブルを抜きます。ノートパソコンはバッテリー脱着可能なら外します。
2. USB機器、LANケーブル、HDMIなど全ての周辺機器を外します。
3. 電源ボタンを10〜15秒長押しして残留電荷を解放します。
4. 1分待ってから電源ケーブルと必要最小限のみ接続し、起動します。
5. Wi-FiをオンにしてSSIDを選び直し、再接続して状態を確認します。

補足として、放電後に「セキュリティ保護ありでインターネットなし」が改善する場合は、静電気の影響が強かった可能性が高いです。

USB機器や金属棚が電波に与える影響と回避策

PCの周辺機器や設置環境がWi-Fiの電波減衰や反射、混信を招き、パソコンだけWi-Fiが不安定に見えることがあります。特にUSB3.0機器は2.4GHz帯のノイズ源になりやすく、外付けHDDやドッキングステーションが近接すると受信感度が落ちることがあります。さらに金属棚、スチールデスク、電子レンジ、Bluetooth機器の多用は干渉の典型要因です。スマホは繋がるのにPCのみ不安定なときは、内蔵アンテナ位置や筐体材質の差が出やすいのが理由です。以下の回避策を試し、接続トラブルの再現性を下げましょう。

• 混信しやすい配置を避けアンテナ位置を最適化する

• USB3.0機器をWi-Fiアンテナから20cm以上離す

• 金属棚の内側や背面密着を避け、見通しの良い場所に設置

• ルーターとPCの間に電子レンジや厚い壁を挟まない

上記を行うだけで、Windowsやmacの双方で受信状態が改善することが多いです。

2.4GHzと5GHzの電波特性を踏まえたSSID選択

ルーターが2.4GHzと5GHzの複数SSIDを提供しているなら、環境に合わせた選び方が重要です。一般に2.4GHzは到達距離が長く障害物に強い一方で、周辺機器や近隣Wi-Fiと干渉しやすく速度が出にくい傾向があります。5GHzは高速かつ混雑に強い反面、壁や床で減衰しやすいのが弱点です。パソコンだけWi-Fiが不安定でスマホは繋がる場合、PCが遠距離で5GHzを掴んでしまい不安定化していることがあります。Windows11やWindows10、macでもSSIDの選択や固定で改善します。以下の比較を参考に、状況に応じて切り替えてください。

• 到達距離と干渉の違いから接続先を切り替える

1. ルーターのSSID名で2.4G/5Gを見分け、PCで混雑側を避けます。
2. 遠い部屋や壁越しなら2.4GHz、同室なら5GHzを優先します。
3. 「インターネットなし」や速度低下が続く場合は逆帯域へ切替えます。
4. バッファロールーターはバンドステアリング設定を見直し、手動選択を試します。
5. 安定した帯域に固定し、再接続後の状態を継続確認します。

適切な帯域選択は、再現性のある対処法として効果が高く、PCだけの不安定さを解消しやすいです。

ドライバーとアダプターの不具合を疑う時の見極め方と復旧ステップ

デバイスマネージャーで警告の有無を確認して適切に更新する

「パソコンWi-Fi繋がらないスマホは繋がる」状況では、ネットワークアダプター側の不具合が濃厚です。まずはデバイスマネージャーで状態を確認します。Windowsでは検索からデバイスマネージャーを開き、ネットワークアダプター内の無線LAN項目に黄色の警告アイコンや下向き矢印がないかを見ます。表示がある場合は右クリックして有効化、もしくはドライバーの更新を選びます。更新は自動検索よりも最新安定版への手動更新が確実です。メーカー公式サイトで型番を確認し、Windows10やWindows11の対応版を取得しましょう。更新後は再起動し、SSIDへ再接続してインターネット到達を確認します。スマホが接続できているならルーターやモデムよりもPC側の問題を優先して切り分けるのがポイントです。

• 黄色アイコンの有無は故障や不整合のサインです

• 手動で最新安定版へ更新すると接続トラブルが減ります

• 再起動後にSSIDとセキュリティ設定を再確認します

メーカー提供版とWindows標準版のどちらを使うかの判断

ドライバーは「メーカー提供版」と「Windows標準版（汎用）」の二択があります。判断の基準は安定性、互換性、機能性のバランスです。最新のWindows11で「パソコンWi-Fi繋がらないスマホは繋がる」なら、まずメーカー提供版が有効です。チップ固有の最適化で感度や省電力、周波数帯の互換性が向上し、バッファローなどのルーターとも安定しやすくなります。一方、古い機種やWindows7、あるいはメーカー版でエラーが頻発する場合はWindows標準版で安定化を狙います。ドライバー競合や古いユーティリティが原因の接続トラブルでは、標準版に切り替えるだけでインターネットなし表示が解消するケースもあります。機能拡張より確実な接続を優先し、問題が解決したら必要に応じてメーカー版に戻す運用が安心です。

短時間で切り替えられるため、症状の切り分けとしても有効です。

ロールバックと完全削除からのクリーンインストール手順

更新後に不安定化した場合はロールバック、根深い不具合や「接続済みだがインターネットなし」状態が続く場合はクリーンインストールで整えます。どちらも作業前に有線LANやドライバーの入手手段を準備しておくと安全です。ロールバックは直前の更新のみを元に戻しますが、長期の競合や破損にはクリーンインストールが有効です。手順はシンプルで、デバイスマネージャーから対象アダプターを選び、デバイスのアンインストールでドライバー削除、PCを再起動します。再起動後はメーカー提供版かWindows標準版を選んで手動導入し、SSIDへ接続、DNSやIPが自動取得になっているかネットワーク設定を確認します。

1. デバイスマネージャーで対象アダプターを右クリックしプロパティを開く
2. ドライバーのロールバックを実行、不可ならアンインストールを選択
3. 「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除」にチェックして実行
4. 再起動後にメーカー提供版または標準版をインストール
5. SSIDに接続しインターネット到達と安定性を検証する

作業後にスマホで問題なく繋がるのにPCのみ不調なら、ネットワークアダプターのハード不良やセキュリティソフトの干渉も視野に入れてください。

ルーター側の要因も切り分ける バッファローでパソコンだけ繋がらない時の確認ポイント

インターネットランプや各ランプの状態から原因を推定する

バッファローの無線ルーターはランプの組み合わせで状態を示します。スマホは接続できるのにPCだけネットワークに出られない場合は、まずランプを見て原因を切り分けましょう。代表的には、電源が安定点灯、2.4G/5Gが点滅、INTERNETが点灯なら回線は正常で、PC側の設定やドライバーの可能性が高いです。INTERNETが消灯または赤の点灯なら、ONUやモデム、ケーブル、プロバイダー側の問題を疑います。WPSが長時間点滅し続けるときは接続待機のままなので、一旦キャンセルして再設定が有効です。バッファロー特有のAOSS/WPSでの接続時は誤接続も起きやすいため、SSIDを明示的に選び直すと改善します。家庭内のゲーム機やテレビが通信できているなら、ルーターは生きていてPCだけWi-Fiに乗れていない可能性が濃厚です。目視のランプ状態をチェックするだけで、無駄な再設定を避けられます。

• INTERNETが消灯・赤点灯は回線やモデム側を優先確認

• 2.4G/5Gだけ点灯はWi‑Fiは生きておりPC設定を重点確認

• WPS長点滅は接続待機、手動でSSID/パスワード入力がおすすめ

補足として、ケーブル緩みや電源タップの相性も頻出原因です。物理層の確認は短時間で済みます。

MACアドレスフィルタリングと接続台数上限の確認と解除

PCだけWi‑Fiに繋がらないのにスマホは繋がるケースでは、MACアドレスフィルタリングと同時接続台数上限がボトルネックのことがあります。バッファローの設定画面へは、PCを一時的に有線LANでつなぐか、スマホのブラウザーで管理画面にアクセスし、無線設定の詳細から「MACフィルター」や「アクセス制御」を開きます。許可リスト方式ならPCの無線LANアダプターのMACアドレスを追加、拒否リスト方式なら対象に含まれていないか確認します。来客や家電の追加で上限に達していると新規接続が弾かれるため、古い端末の登録を削除すると改善します。もし企業や家庭内でデバイスが多いなら、帯域を2.4GHzと5GHzで分け、PCは空いている側へ接続するのが有効です。検証のため一時的にMACフィルタを無効化して動作確認し、問題が解消するかを見ます。改善したら再度セキュリティを戻し、必要な端末だけ許可する設定に整えましょう。これで「パソコンwi-fi繋がらないスマホは繋がる」という偏った状態を安全に是正できます。

一時無効化で繋がるなら、設定が原因という確証が持てます。

ルーターの再起動手順と設定初期化の是非

再起動は最小コストで効果が高い手順です。順番を守ると復旧率が上がります。まずモデムやONUの電源を切り、次にルーターの電源を切ります。30秒待ってから、モデム/ONU→ルーターの順で電源を入れ、INTERNETランプが安定点灯するまで数分待機します。PC側はネットワークアダプターを無効→有効に切り替えるか、Windowsのネットワーク診断を実行してIP設定を再取得します。これでも「インターネットなし」と表示される場合は、プロバイダーの障害情報も確認しましょう。設定初期化は最後の手段です。SSIDやパスワード、PPPoEのID/パスワード、ポート開放、固定IP、DNSなど復旧に必要な情報を事前に控えていることが前提です。初期化後は最新ファームウェアへ更新し、AOSS/WPSではなく手動でSSIDと暗号化キーを入れると安定します。特にWindows11やWindows10で急に繋がらない時、DHCPリース異常やDNS不整合の解消にこの手順が有効です。Macでも同様に場所を問わず効果があり、結果的にPCだけ繋がらない状況を解きほぐせます。

1. モデム/ONUの電源を切る
2. ルーターの電源を切る
3. 30秒待機してモデム/ONU→ルーターの順で入れる
4. ランプ安定後にPCのWi‑Fiを再接続
5. 改善なければ設定のバックアップ取得後に初期化を検討

短時間でできる順に実施すると、無駄な作業を避けながら原因へ最短で到達できます。

インターネットにだけ繋がらない表示の正体 DNSやIPの自動取得を再点検

自動取得に戻すか固定で検証する順番の最適解

Wi‑Fiには接続済みなのに「インターネットなし」や「セキュリティ保護あり」と出るときは、PCのIPアドレスやDNS設定の不整合が原因であることが多いです。まずは自動取得へ戻すのが最短ルートです。Windows11やWindows10、macでも流れは同じで、ネットワークアダプターのプロパティからIPv4/IPv6のIPアドレス自動取得とDNS自動取得を選びます。改善しなければ固定値で切り分けします。ゲートウェイはルーターのアドレス、DNSは1.1.1.1や8.8.8.8などの公開DNSで検証します。公開DNSで通信できるなら、ルーター内のDNS転送や解決の不調が疑えます。スマホは繋がるのにパソコンだけネットワークが不安定という相談は多く、まずはこの順番で最短3ステップの切り分けを進めると効率的です。

• ポイント

  • 自動取得に戻す→固定値で検証の順で迷いなく進める
  • DNSは公開DNSを使って名前解決の問題かを判別する
  • 会社や家庭のルーターで設定の食い違いが起きやすい

補足として、パソコンwi‑fi繋がらないスマホは繋がるという現象では、PC側の設定変更やドライバー更新直後に発生しやすいです。

ルーターのDHCPとパソコン側の設定の不整合を解消

ルーターのDHCPが配るアドレス範囲と、パソコンの固定IPや予約設定が一致しないと、Wi‑Fi接続は成功してもインターネットへ出られません。特にバッファローのルーターで、インターネットランプが点いていてもPCだけ「インターネットなし」になる相談が見られます。まずはゲートウェイとDNSがルーターと合致しているかを確認し、重複IPやサブネットのズレを排除します。Windowsやmacのネットワーク詳細で現在値を控え、ルーター管理画面のDHCP設定と突き合わせてリース範囲・予約・静的ルートを点検します。スマホは繋がるのにPCはダメな場合、スマホがIPv6で抜け、PCがIPv4不整合で詰まっているケースもあります。

表の差分を埋めることでアドレスの整合性が取り戻せます。パソコンwi‑fi繋がらないスマホは繋がるwindows11でも同様の手順が有効です。

IPv6とIPv4の優先度を切り替えると改善するケース

名前解決や経路選択は、OSのプロトコル優先度に左右されます。Windows11やWindows10、macではIPv6が有効だとIPv6優先で解決を試み、途中で詰まると「Wi‑Fiに繋がってるのにネット繋がらない」という表示になりがちです。改善策はIPv6を一時的に無効化する、もしくはIPv4/IPv6の優先度を切り替えて検証することです。具体的にはネットワークアダプターのプロパティでIPv6のチェックを外し、DNSはIPv4の公開DNSに設定して疎通確認します。バッファロールーター利用時にIPv6パススルーが不安定だと、スマホは繋がるのにパソコンだけインターネットなしになることがあります。DNSキャッシュのフラッシュとネットワークリセットも合わせて行うと回復が早まります。

1. IPv6を無効化してIPv4優先で再接続
2. DNSを8.8.8.8/1.1.1.1へ一時固定
3. ipconfigやネットワーク診断でゲートウェイ疎通を確認
4. ルーターを再起動してDHCPと経路を更新
5. 変化がなければ設定を元に戻し別要因を切り分け

番号順に試すことで、プロトコル起因かどうかを短時間で判断できます。パソコンだけwi‑fi繋がらないインターネットなしの切り分けに有効です。

スマホは繋がるを逆手に取る テザリングと有線LANでプロ級の切り分け

スマホのテザリングでネットが使えるかを確認して原因を特定

「パソコンWi-Fi繋がらないスマホは繋がる」という状況は、切り分けの大チャンスです。まずはスマホのテザリングを使い、PCを一時的に別回線へ逃がします。これでルーターや家庭内ネットワークの問題か、パソコン側の設定やドライバーの問題かを短時間で判断できます。WindowsやMacのどちらでも有効で、Windows11やWindows10、古いWindows7でも検証できます。ポイントは、同じPCで接続先だけ変えること。これによりネットワークアダプター、DNS設定、セキュリティソフト、ドライバー更新の要否など、原因の輪郭が浮かびます。以下の要点を押さえて効率よく試しましょう。

• スマホテザリングでネット閲覧ができるか（PCの問題切り離しに有効）

• 会社のVPNやセキュリティが邪魔していないか（一時的に無効化で確認）

• DNSを自動取得に戻す（固定設定が原因のケースを排除）

• バッテリー節約や機内モードの影響を外す（無線機能の制限を解除）

補足として、Wi-Fiは接続済みでも「インターネットなし」と表示されるケースがあり、回線側やルーター起因の可能性が高まります。

補足として、結果が分かれたら次に進むべき対処の方向性が明確になります。短時間で判断できるのが最大の利点です。

有線でルーター直結しインターネットだけ繋がらないかを確認

無線の不確定要素を排し、LANケーブルでパソコンをルーターへ直結します。これで物理層と設定層を分離し、どこに原因が潜むかをより正確に特定できます。バッファローのルーターを含め、機種を問わず有効です。Wi-Fiには接続しているのに「インターネットなしセキュリティ保護あり」と表示される場合、LAN直結の結果が決め手になります。Windows11やWindows10での検証はもちろん、Macでも同様に判断可能です。以下の手順で確実に進めてください。

1. LANケーブルでPCとルーターのLANポートを直結（別ポートも試す）
2. ルーターとPCの再起動（電源断は30秒以上）を行う
3. IPv4のIP/DNSを自動取得へ戻し、再接続を試す
4. デバイスマネージャーでネットワークアダプターを確認し、ドライバー更新
5. ブラウザーでhttpサイトとhttpsサイトの双方へアクセスして差分を見る

補足として、直結で正常ならWi-Fi設定や電波干渉の問題、直結でも不可ならルーターのインターネット側やプロバイダー、またはPCのTCP/IPスタック破損が疑われます。ここまでで「パソコンWi-Fi繋がらないスマホは繋がる」の正体に近づけます。

それでも解決しない時の次の一手 修理やサポート依頼の前に準備する情報

症状と試した手順を記録し再現条件やエラー表示をまとめる

「パソコンWi-Fi繋がらないスマホは繋がる」という状況で行き詰まったら、修理やサポート前に事実を整理しましょう。復旧の近道は、症状の再現条件と試した対処法、そしてエラー表示を具体的にまとめることです。Windows11やWindows10、mac、古いWindows7などOS違いで切り分けると、ネットワークアダプターやドライバーの問題か、ルーター側の設定や通信障害かが見えます。バッファローのルーターを使っている方は「インターネットランプが点灯しない」「Wi-Fiは接続済みだがインターネットなし」といった表示の有無を正確に記録してください。知恵袋で見かける事例と同じでも、あなたの環境に合わせた接続状態の記録が重要です。

• 記録すべきポイント

  • 症状の具体例：Wi-Fiに接続済みなのに「インターネットなし」表示
  • 発生タイミング：急に発生、起動直後のみ、特定時間帯のみ
  • 再現条件：別SSIDでは繋がる、テザリングだとOK、5GHzのみ失敗
  • エラー文言：IPアドレス取得失敗、DNSエラー、セキュリティ保護あり

以下のフォーマットで整理すると、サポートが短時間で原因特定しやすくなります。

• 依頼前にOS情報や発生時間帯とログを整理する

手順の記録は時系列が肝心です。ネットワークの接続トラブルでは、Windowsのイベントビューアやmacのワイヤレス診断、ルーターのシステムログに手がかりが残ります。特に「パソコンだけWi-Fi繋がらないスマホは繋がるWindows11」や「Windows10でインターネットなし」といったケースは、ドライバー更新やIP/DNS設定の変更を何時に行い、結果がどうなったかを残してください。バッファローの再起動や初期化、インターネットランプの状態変化も時間付きで控えると有効です。最後に、LANケーブルでの有線接続可否、別ネットワークでの接続成功、ウイルススキャン実施履歴なども追記すれば、サポート担当が最短ルートで対処法を提示できます。番号付きでまとめると漏れが減ります。

1. OS・機種とネットワーク環境を記入する
2. 発生日時と頻度、再現条件を時系列で書く
3. 実施した対処法と結果を一行で並べる
4. 画面の表示文言やイベントログのIDを控える
5. 有線接続やテザリングでの結果も比較して追記する