zoomレコーディングの保存先と種類別ローカル・クラウド使い分け徹底ガイド

「Zoomで録画したはずの会議データ、どこに保存されたか分からない…」そんな経験はありませんか？Zoomレコーディングは、「ローカル保存」と「クラウド保存」で場所もアクセス方法も大きく異なります。実は、ローカル保存の場合はパソコン内の「ドキュメント」フォルダ内に専用フォルダが自動作成されますが、初期設定のままだと保存先が埋もれて見つけにくくなることも。さらに、クラウド保存は有料アカウント専用機能で、基本容量は5GBからスタートし、追加容量は1GBあたり月額¥200〜課金される仕組みです。

特にスマホやiPadではローカル保存ができず、録画データは全てクラウド側に集約されます。また、ホスト以外が録画する場合は、ホスト権限付与など事前設定が必要で、意外と落とし穴が多いのが現状です。

「保存先を間違えて重要な録画が消えた」「保存容量オーバーで大切な会議データが消失」—こうしたリスクも無視できません。

このページでは、Zoomレコーディング保存先の違い・仕組みから、OS別の標準保存場所、誤設定を防ぐ方法まで“知っておくだけでトラブルを防げる実践ノウハウ”を徹底解説します。最後まで読むことで、ご自身の用途にぴったりの保存先設定と効率的な使い分けが分かります。

Zoomレコーディングの保存先は基本理解と全体像の把握

Zoomレコーディングとは何か｜録画データの種類と保存先の役割

Zoomレコーディングは、会議やウェビナーの内容を保存できる便利な機能です。録画を開始すると、主に以下のようなデータが生成されます。

• 動画ファイル（mp4形式）

• 音声ファイル（m4a形式）

• チャットログ（txt形式）

これらのファイルは、議事録作成や参加できなかったメンバーの共有、内容の振り返りなど多くの場面で活用できます。保存先は選択でき、大きく「ローカル保存」と「クラウド保存」の2種類があります。どの設定で保存するかによって、ファイルの閲覧方法や共有手段が異なります。特に、録画データの所在がわかることで、必要なデータをすぐに見つけられる利便性が向上します。

ローカル保存とクラウド保存の違いと特徴

Zoomの録画データは、ローカル保存とクラウド保存のいずれかを選択して保存されます。それぞれの違いや特徴を比較すると、以下の通りです。

ローカル保存はPC内部や外付けドライブに保存され、Wi-Fi環境や保存先ドライブの容量が十分であれば制限なく録画できます。一方、クラウド保存はZoomアカウントに紐づくクラウドストレージに保管されるため、外出先やスマホ・タブレットでもリンクを使って録画にすぐアクセス可能です。共有やセキュリティの観点で使い分けることが重要です。

デフォルトの保存先パス｜OS別・デバイス別の違い

録画データの保存場所は、利用しているデバイスやOSによって異なります。代表的な保存先を以下にまとめました。

パソコンの場合、レコーディング後にアプリ画面の「ミーティング」→「レコーディング」から直接ファイルを確認できます。クラウド保存の場合は、Zoomのウェブポータルサイトにアクセスし、「記録」メニューから必要なファイルをダウンロードできます。スマホやタブレットは端末本体へ直接保存できないため、クラウド保存を前提としてアクセスします。用途やデバイスに応じて保存先の管理とバックアップを行うことで、録画データの紛失やトラブルを未然に防ぐことができます。

Zoomローカルレコーディングの保存先は詳細と最適設定方法

ローカルレコーディング利用条件と対象ユーザー

Zoomでローカルレコーディング機能を利用できる条件には、アカウント種別や権限の違いが関係します。パソコン（Windows、Mac）のZoomアプリを使用しているユーザーであれば、無料アカウントでもローカル保存は可能です。ただし、録画を開始できるのは原則ホストのみであり、参加者が録画するにはホストから権限を付与される必要があります。iPhoneやiPad、Androidスマホではローカル保存機能は制限があり、スマホやタブレットはクラウドレコーディングの利用が前提となります。会議やミーティングで議事録や資料として活用したい場合、パソコンで権限の設定を正しく行うことが大切です。これにより、録音や録画データを適切な保存先に管理できます。

ローカル保存先の絶対パス一覧と実例

Zoomでローカルレコーディングを行った場合、保存先は端末のユーザーフォルダー内にデフォルトで自動設定されます。具体的な保存場所はOSによって異なります。以下のテーブルで代表的なパスを確認できます。

保存フォルダーを開く際は、Zoomアプリの「ミーティング」→「録画済み」から録画データを選択し「フォルダーを開く」をクリックすれば、実際の保存場所に簡単にアクセスできます。録画ファイルがうまく見つからない場合は、上記の絶対パスをエクスプローラーやFinderのパスバーに直接入力して探す方法も有効です。

保存先の変更方法とトラブル防止策

ローカル録画の保存先を変更したい場合、Zoomアプリの設定タブから簡単にカスタマイズが可能です。

1. Zoomアプリを起動し、右上のプロフィールアイコンをクリック
2. 「設定」→「録画」タブを選択
3. 「録画ファイルの保存先」を表示し、「変更」をクリック
4. 希望するフォルダーを指定して保存

注意点として、保存先のフォルダーは十分な空き容量がある場所を指定する必要があります。また、ネットワークドライブや外付けストレージを保存先にした場合、接続トラブルで録画が失敗するリスクがあります。

トラブル防止のためのポイントとして、

• 定期的に保存先フォルダーの容量をチェック

• 重要な録画ファイルはバックアップも併用

• 録画時に「録画データが保存されない」「変換が時間かかる」といった表示が出た場合は、保存先パスとドライブ状態を再確認

これらの対策により、Zoom録画データを安全かつ効率的に管理できます。

Zoomクラウドレコーディングの保存先と活用法

クラウドレコーディングの対応プランと利用条件

Zoomのクラウドレコーディング機能は、主に有料アカウントを対象とした機能で、無料ユーザーはローカル保存のみ利用可能です。クラウド保存を利用するには、Pro、Business、Enterpriseなどの有料プランの契約が必要であり、保存容量にはプランごとに上限があります。保存先はZoomのクラウドストレージで、録画データや字幕、チャット履歴などが自動的に整理され、複数のデバイスからアクセスできます。
クラウドレコーディングは、ホストが録画を開始した際にZoomの専用サーバーへ直接アップロードされ、パソコンやスマートフォン、タブレット（iPadやiPhoneなど）からも簡単に再生・共有ができる点が特長です。容量に注意しながら利用することで、安全かつスムーズな業務や議事録管理が実現できます。

クラウド録画データの確認・ダウンロード・管理方法

クラウドに録画したデータの管理は、Zoomのウェブポータルにログインすることで行えます。
まず、Zoom公式サイトにアクセスし、サイドメニューの「記録」をクリックします。ここで過去のミーティング一覧から録画データを選択でき、ファイルの再生・ダウンロード・共有用リンクの発行が可能です。録画データは、動画だけでなく音声データ、文字起こし、チャット履歴などもまとめて保存されます。

操作方法は以下の通りです。

1. Zoomウェブポータルにサインイン
2. ナビゲーションから「記録」を選択
3. 閲覧したい会議のタイトルをクリック
4. 再生・ダウンロード・共有リンク発行のいずれかを選択

クラウド上でデータを整理することで、容量の効率的な利用、共有時のセキュリティ設定がしやすくなります。必要に応じ、不要な録画データを削除して容量を確保できる点も大きなメリットです。会議の記録は、アクセス権限やパスワードを設定して安全に共有しましょう。

スマホ・iPhone・タブレットでのZoomレコーディング保存先と制限

モバイル録画事情｜スマホ・iPhone・iPadの保存先と制約

スマホやiPhone、iPadなどのモバイル端末では、Zoomミーティングの録画保存についてパソコンとは異なる制約があります。主な理由は、モバイル版Zoomアプリではローカル録画に対応していないためです。Zoomの仕様上、パソコンのZoomアプリ（WindowsやMac）と異なり、スマートフォンやタブレットでは端末本体への直接保存はできません。

モバイル端末で録画機能を利用したい場合は、クラウドレコーディングを選ぶ必要があります。クラウド録画は有料プランのZoomアカウントに限り利用可能で、録画データはZoomのクラウド上に保存されるため、端末のストレージ容量を気にする必要はありません。

以下の表で、端末ごとのZoom録画の対応状況をまとめています。

• ローカル録画はPC限定機能

• クラウド録画はスマホ、タブレットでも利用可能（有料アカウントが必要）

この違いを理解しておくことで、録画データの保存先や取り扱いを間違えることなく活用できます。

モバイル端末での録画データ閲覧と共有の方法

モバイル端末で録画したZoomミーティングのデータは、すべてZoomクラウド上に保管されます。録画が完了すると、Zoomから登録メールアドレスに通知が届くので、その案内に従って録画データへアクセスします。スマホやiPhone、iPadでは、ZoomアプリまたはWebブラウザからクラウド録画にアクセスし、視聴や共有リンクのコピーが簡単にできます。

録画データの閲覧手順は下記の通りです。

1. Zoomアプリ、またはWebブラウザでZoom公式サイトへログイン
2. 「記録」タブ、または「クラウドレコーディング」を選択
3. 見たいミーティングの録画データを一覧から選択
4. 動画の再生や、共有用リンクの取得・シェアが可能

クラウド保存された録画は、パスワードや期限設定などのセキュリティ設定も柔軟に行えます。ダウンロードが必要な場合、パソコンからWebブラウザ経由で録画データをダウンロードし、共有やハードディスクなど任意の保存先へ移動できます。モバイル端末の場合は、ストリーミング再生が基本です。

・主なモバイル端末向けZoom録画データの扱い方

• アプリやWebでクラウド録画を探す

• リンクをコピーして他ユーザーと共有

• ダウンロードはパソコンから行うと効率的

この運用を理解することで、スマホやタブレットでもZoom録画データの視聴・共有がスムーズに行えます。録画先や利用制限を事前に把握し、目的に合わせて的確にZoom録画を活用しましょう。

ホスト以外の録画保存権限と実際の保存場所

ホスト以外の参加者が録画可能な条件と保存先

Zoom会議でホスト以外のユーザーが録画を行うには、ホストから録画権限の付与を受けることが不可欠です。この権限が付与された場合、参加者も会議内容をレコーディングできますが、録画データは自動的にPC（ローカル）へ保存される点が特徴です。クラウドへの保存はホスト側の権限を持つアカウントのみ可能なため、権限を与えられたゲストや共同ホストでもクラウドには直接保存されません。

下記のテーブルは主なデバイス別の保存先をまとめたものです。

ローカル保存の特徴

• 録画開始時にPCの指定フォルダへ直接保存されます。

• 保存先の変更も可能で、Zoomの設定画面からパスをカスタマイズできます。

• スマートフォンやタブレットはレコーディング機能に非対応です。

上記のように、録画権限が与えられていても、保存先は基本的にPCのローカルに限定されます。録画の録音ファイルや会議議事録も同じフォルダ内に保存されるため、データの管理やバックアップは各自で行う必要があります。

録画権限の付与と管理手順

Zoomミーティングで参加者がレコーディングするためには、ホストが権限を適切に付与する必要があります。操作は以下の通りです。

1. ミーティング画面下部の「参加者」ボタンをクリックします。
2. 録画を許可したい参加者名にカーソルを合わせ、「詳細」メニューから「レコーディングの許可」を選択します。
3. 許可された参加者には、録画アイコンがアクティブになり「レコーディング」ボタンが表示されます。
4. 参加者が録画開始を押すと、PCの指定フォルダに会議の音声・映像データ等が保存されます。

ポイントをまとめると下記のようになります。

• ホストによる録画許可はリアルタイムで設定が可能

• 許可ごとに個別で録画保存が行われるため、全員に同じデータが残るわけではありません

• 保存場所はZoomの設定画面から任意に変更でき、業務に合わせて柔軟にカスタマイズ可能

録画権限が不要になった場合もホストは同様の手順で権限を解除できます。録画データの保護や情報漏洩対策の観点から、録画権限付与は必要な場合にのみ限定することが推奨されます。

Zoom録画保存時のトラブルと対処法

録画が保存されない・表示されない時の原因と対応策

Zoomのレコーディング保存先で多いトラブルの一つが、録画が保存されない、もしくは録画済みが表示されないケースです。主な原因と解決法をわかりやすく解説します。

保存ができない場合の主な原因は、録画先のパソコンやクラウドの容量不足、または保存先の設定ミスです。特にWindowsやMacの場合、デフォルトのローカル保存場所がわからなくなることがあります。強調したいポイントとして、下記リストを確認してください。

• 保存容量の確認：パソコン本体やZoomクラウドの使用容量が限度に達していないか確認

• 保存先フォルダの確認：Zoomアプリの「設定」→「録画」からパスをチェック

• 権限不足：ホスト以外の場合、「録画を許可」されていないと保存できません

• 保存先の変更履歴：以前に保存場所を変更した場合や、クラウド保存に設定した場合は特に注意

保存先がわからなくなった場合は次のような方法で探すことができます。

保存が反映されないときは、端末再起動やZoomアプリの再インストールも有効です。また、保存先が見つからない場合「zoom録画 保存先 どこ」「ズーム レコーディング済み 表示されない」などで再検索されがちですが、上の手順で多くは解決します。

録画変換が遅い・失敗する原因とリカバリー

Zoomレコーディングを停止した際、動画ファイルは自動で変換されますが、ここで変換が遅い、または失敗する事例もあります。原因と対応策を具体的に整理します。

主な理由はパソコンの処理能力や保存先の空き容量不足、変換時に他アプリが干渉しているケースです。クラウド録画の場合は、変換作業がZoomサーバ側で行われるため、ネットワークの通信状況も影響します。

改善のためのチェックポイントは下記の通りです。

• パソコンの空き容量を増やす：不要なデータやアプリを削除し、十分な空き領域を確保

• PCの再起動後に変換を再開：バックグラウンドアプリは閉じてから作業

• クラウド保存の場合は通信状態の確認：安定したインターネット環境での利用を推奨

• レコーディングフォルダにアクセス不可の場合：保存先の権限やパスを再確認

Zoomの録画が「変換中」のまま止まる場合は、PCを完全に再起動した後、Zoomアプリ内「ローカルレコーディング」から再変換ファイルを手動で開始します。原因となる一時ファイルの削除や、保存先を別ドライブに切り替えることもおすすめです。また、変換処理が繰り返し失敗する場合には公式サポートの案内に沿って再度セットアップすることで回復するケースがほとんどです。

以下のテーブルも参考にしてください。

適切な対応でZoom録画の保存先や変換トラブルの大半はスムーズに解決できます。繰り返す不具合はZoomサポートへの問い合わせを推奨します。

保存先ごとの容量管理と効率的な利用法

クラウド・ローカルの容量制限と影響

Zoomのレコーディング保存先には「クラウド」と「ローカル」が用意されており、それぞれ容量や管理方法が異なります。クラウド保存の場合、利用プランによって保存容量が変動し、無料アカウントは一般的に容量が限られています。ビジネスプランや有料プランでは追加容量の購入も可能です。ローカル保存はパソコンの空き容量が上限となるため、大容量の動画も保存しやすい反面、パソコンのストレージ消費には注意が必要です。容量管理を最適化するために、不要なファイルを定期的に削除したり、動画を圧縮して保存することが推奨されます。

下記の表はクラウドとローカルの保存先の主な違いと、容量制限の比較です。

最大限に活用するには、会議用途や動画の重要度に応じて保存先を使い分けることがポイントです。

録画ファイルのバックアップと共有運用のポイント

Zoomの録画ファイルを安全に管理し、効率よく共有するにはバックアップと共有設定の最適化が不可欠です。クラウド保存では、録画データが自動的にクラウドへ保管されるため、インターネット接続があれば複数デバイスでアクセス可能です。「共有」設定を活用すれば、録画データのURL発行やパスワード設定による安全な共有が実現します。ローカル保存はパソコン自体のバックアップをおすすめします。外付けハードディスクやクラウドストレージサービス（Googleドライブ等）への二重保存が有効です。

バックアップと共有管理のポイントは以下の通りです。

• 定期的なバックアップで録画データの消失防止

• クラウド上の共有はパスワードや閲覧期限設定でセキュリティ強化

• ローカル録画はファイル名やフォルダ構成を整理して管理効率アップ

• 重要な会議や教育用途はクラウド保存、短期的利用ならローカル保存を使い分ける

適切な運用により、Zoomレコーディングの安全かつ効率的な活用が可能になります。

他社Web会議サービスとの録画保存先比較と連携ツール紹介

ZoomとTeams・Google Meet録画機能の保存先比較

Web会議で利用される代表的なサービスであるZoom、Microsoft Teams、Google Meetは、それぞれ録画機能の保存先が異なります。用途やセキュリティ、共有方法の違いを理解しやすいように、主な特徴を以下にまとめています。

Zoomはローカル・クラウド両方選択できる利便性がありますが、クラウド保存は有料プランのみのため利用プランの確認が必須です。TeamsやGoogle Meetはクラウド保存が前提となっており、録画データの管理や共有を会社全体で一元化しやすい点が特長です。特にセキュリティや長期保存を重視する場合、各サービスの保存先の仕様や共有設定にも注意が必要です。

Zoom録画効率化に役立つAI議事録・文字起こしツール紹介

Zoomの録画を効率的に活用するためには、AI議事録・文字起こしツールの導入が非常に効果的です。録画ファイルを自動で文字データ化することで、情報検索や議事共有が格段にスムーズになります。

代表的な連携ツールと特徴

• Otter.ai

  Zoomとも連携可能な文字起こしツール。録画した会議内容を自動でテキスト化し、話者別に要約が可能。英語以外の多言語対応も進化しており、議事録作成の時短に大きく貢献します。

• Notta

  Zoomレコーディングデータを解析し、即座に日本語で文字起こし。簡単な操作で概要抽出や重要ポイントの強調表示もでき、ビジネス会議や研修の効率アップに役立ちます。

• Rimo Voice

  会議の録画・音声データを日本語、高精度で自動文字起こし。Zoomとの連携設定も容易で、録画保存先がクラウドでもローカルでもファイルをアップロードして活用できます。

これらのツールをZoomレコーディングと連動させることで、会議データの管理や共有だけでなく、議事録・要約・ナレッジ共有まで一元化が可能です。録画済みデータの検索や再利用がしやすくなり、業務効率や情報資産の活用レベルを飛躍的に高められます。オンラインミーティングの録画活用を最大化するために、用途やセキュリティ要件に合った最適なツールの導入を検討するのが効果的です。

Zoomレコーディング保存先に関するQ&Aを記事内に自然に散りばめる

保存先の確認方法や変更に関する読者の代表的疑問回答

Zoomでレコーディングしたデータの保存先は主に「ローカル」と「クラウド」の2種類に分かれます。パソコンで行うローカルレコーディングは、デフォルトでは以下のフォルダに保存されます。

保存先を変更したい場合は、Zoomアプリの「設定」メニューから「録画」を選択し、保存フォルダを任意の場所に設定できます。ホスト以外でレコーディングする場合やレコーディングデータが見当たらない時は、上記のパスやクラウドのマイレコーディングページを確認してください。

クラウド保存は、Zoom有料プランのみ利用可能です。「記録」開始後、データは自動的にクラウド上へアップロードされ、Webポータルの「マイレコーディング」からアクセス・ダウンロードが可能です。スマホやiPhoneではローカル保存ができないため、必ずクラウド保存になります。

録画トラブルや権限設定のよくある質問に対する解説

録画が保存されないトラブルでは、特に「保存容量不足」「権限設定」が原因になることが多いです。パソコンの空き容量やクラウドストレージの残り容量を定期的に確認することが重要です。

ローカルレコーディングの失敗例やクラウド保存が正常に完了しない場合のチェックポイントは以下の通りです。

• パソコン本体の容量不足やディスクエラーがないか確認する

• Zoomデスクトップアプリのアップデートや再インストールを検討する

• 録画開始時に正しい権限（ホストまたは共同ホスト）を持っているか

• クラウド保存の場合は契約プランの容量上限を超えていないか確認する

• スマホやiPadで録画できるのはクラウド保存のみ。データはZoom Webからダウンロードする

また、「レコーディング済みが表示されない」や「このレコーディングは存在しません」といったメッセージが出る場合は、ログアウト・再ログインや、別のアカウント確認を行ってください。クラウド版の場合、録画処理が数分から十数分遅れることもあるため、しばらく待ったのちに再確認しましょう。

権限に関しては、ホスト以外でもホストから許可をもらうことでレコーディングが可能になります。ただし、許可されていない場合は録画ボタンが有効化されませんので、ミーティング前にホストへ録画許可を依頼すると安心です。

このように、Zoomレコーディングの保存先や録画失敗の対処について正しい知識を持つことで、大切な会議やウェビナーを確実に記録・活用できます。